第三セクター転換後に造られた茅葺き屋根の駅舎です。
会津鉄道の湯野上温泉駅を訪ねました。 湯野上温泉駅の駅舎は、観光地として有名な大内宿 (会津若松と今市を結ぶ南山街道の宿場町) への玄関口として、景観に統一性を持たせた茅葺き屋根で、2002年に東北の駅百選に選定されました。 温泉地らしく駅には無料の足湯もあり、次の列車までのんびり過ごすことができます。
また、2005年には「自然の調和と歴史への誘い:沿線地方公共団体と連携しながら、沿線の観光資源を積極的に取り入れ、まちのシンボルとしても注目される特色ある魅力的な駅舎を整備し、観光需要の創出による鉄道の利用促進、地域の活性化に取り組んできた。」として、日本鉄道賞表賞選考委員会から特別賞が与えられています。
翌朝の湯野上温泉駅。 列車が到着してたくさんの外国人観光客が降りてきましたが、大内宿行のバスが出発して駅前に静かな時が戻りました。
リレー154号は、会津田島から特急リバティ154号浅草行に接続します。 ちなみにリバティ154号の浅草着は 21:05 (東京まで4時間) です。
リレー154号と湯野上温泉駅で交換する会津若松行(左)です。 湯野上温泉駅のホームは上り・下りが千鳥配置になっていて、間に構内踏切があります。
先に出発したリレー154号が、塔のへつり駅に向かいます。
大内宿は会津若松と今市を結ぶ南山街道の宿場町として栄えました。 現在も茅葺き屋根の民家が街道沿いに並び、江戸時代から受け継がれた景観を保存するため、今でも店舗兼住居として生活が営まれています。 集落では、2月に開催される大内宿雪まつりの準備が進んでいました。