寝ている間にうっすらと雪が積もりました。 始発列車前の静まり返った女川駅前です。 震災後の女川には、港と駅を結ぶ中心市街地のシンボル空間として、緩い傾斜のレンガみち(歩行者専用)が整備されています。
始発列車までの間に、レンガ道に沿った商業施設「シーパルピア」を見て廻りました。 綺麗に整備された開店前の施設が少し寂しく感じられたのは、この町が震災で背負ってしまったものの大きさに心が追い付けなかったからでしょうか。 暖かい色に照らされた駅のホームに戻り、少しほっとしたのを覚えています。
仙石東北ライン経由仙台行となる始発列車の送り込み回送が女川駅に到着。
仙石東北ライン経由で仙台と女川を結ぶ列車が、一往復だけ設定されています。 前夜の最終列車(仙石東北ライン経由)の仙台発女川行は、女川に到着後、石巻に回送されて夜間滞泊し、翌朝また女川に回送されて始発列車になるようです。
ハイブリッド気動車 HB-212-8 のエネルギーフロー表示。 女川駅停車中のエネルギーフローは、エンジンからバッテリ充電です。