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冬のSLと石炭のマチ・釧路 1. ツアー概要

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2013.12.26 線路端 北海道 海底力 札幌市電


△ 札幌市電西4丁目駅付近にて (2013.02)

冬のSLと石炭のマチ・釧路 1. - ツアー概要 -

 2013年2月下旬、以前から行きたかったツアー「冬のSLと石炭のマチ・釧路 FINAL」 に参加してきましたので、何回かに分けてレポートしたいと思います。なおこの解説では、このツアーの伝統に従って『釧路・海底力ツアー』と呼ぶことにします。海底力は「そこぢから」と読みます。

 「冬のSLと石炭のマチ・釧路 FINAL」はJR北海道旅行センターが募集する企画旅行で、「石炭」にゆかりのまち「釧路」にある、石炭産業とともに発展してきた「鉄道」を巡ります。なかでも国内唯一、現役の坑内堀炭鉱である釧路コールマイン構内にある軌道(トロッコ)の見学は、普段立ち入ることの出来ない場所にあるだけに、一部の熱い鉄道ファンにとって大きな魅力です。

 募集人員は、羽田~釧路が航空機利用となる東京発、札幌から釧路がJRの特急利用となる札幌発、それぞれ10名づつという小さなツアーですが、リピーターも少なくありません。このツアーは今年で5年目になりますが、参加希望者は募集開始を待ち望んで情報収集していて、JR北海道旅行センターが募集を開始した時には、既に東京発のツアーはキャンセル待ちの状態だったそうです。申し込み開始に出遅れた私は、こんな濃いツアーにキャンセルは出ないだろうと落胆しながらも、東京発、札幌発の両方にキャンセル待ちを登録していましたが、奇跡が起こり札幌発の方に参加出来ることになりました。ツアーの前後に札幌までの航空機往復を加え、旅程の完成です。

2/22(金) 「冬のSLと石炭のマチ・釧路 FINAL」ツアー1日目

札幌駅 = Sおおぞら1号 = 釧路駅
JR釧路駅内でオリエンテーション&昼食 = バス = 太平洋石炭販売輸送春採駅 = バス = JR釧路運輸車両所、釧路駅前(泊)

2/23(土) ツアー2日目(バス移動)

釧路駅前 = 釧路石炭販売輸送沿線撮影 = 釧路コールマイン坑外軌道(敷地外から見学) = 釧路製作所 = 釧路コールマイン(昼食・見学)= 釧路石炭販売輸送沿線撮影 = 釧路炭鉱展示館見学 = 釧路駅前(泊)

2/24(日) ツアー3日目

釧路駅 = SL冬の湿原号(昼食) = 標茶駅 = バス = 茅沼(SL撮影) = バス = 釧路駅前
釧路駅 = Sおおぞら12号 = 札幌駅


△ すすきの駅の車止 (2013.02)

 ツアー前日の札幌到着後は、西4丁目の近くで夕暮れの市電を撮影し、その後すすきの駅まで乗車しました。現在は往復運転をしている札幌市電ですが、駅前への乗り入れをにらんだ環状運転がとりあえず決まったようで、新しく引くことになる西4丁目~すすきの間の線路は、道路の西側に寄せて設置するようです。そうなれば、終点の車止めも見られなくなることでしょう。
 次回は、札幌から「スーパーおおぞら」で釧路に向かい、太平洋石炭販売輸送臨港線の春採駅を見学します。