日中の村上駅2番線に、2本の始発列車が停車中です。
新発田駅で新潟からの電車に乗り換え、村上駅までやってきました。電車は村上駅の手前で何度も停車し、徐行運転で2番線に到着しました。たぶん、同じ2番線の間島方に、村上駅始発の酒田行普通列車が停車していたからでしょう。村上行電車の到着は12:06、酒田行の発車は13:35ですから、乗客の乗り換えを考えたというよりは村上駅の線路事情からこうなっているのだと思います。同じホームに2本の列車というのを見るのは、ずいぶん久しぶりのような気がしました。
羽越本線は南側が直流電化、北側が交流電化されていて、村上駅-間島駅間に交・直のジャンクションがあります。しかしこの区間を走らせる普通列車用の交直流電車が無いため、新潟駅からの普通電車は全て村上駅どまりで、村上駅から北へ向かう普通列車は全てディーゼルカーが使われています。数少ない直通の普通列車は、新津駅始発のディーゼルカーです。
村上から北は、山が海に迫っている景色の良い区間を走行します。
このL13編成は、比較的珍しいMc+M'+T+Tcの4両編成です。
常磐線から改造のうえ転入したE653系いなほ編成です。右側の電留線には115系電車が停車中。
羽越本線は貨物列車も多く、写真は北(間島駅方面)から村上駅に進入する列車です。左側の出発信号機には、「交直切換区間」の表示が掲出されています。