キハ40583が国鉄急行色風の塗装で活躍していました。
新津運輸区には67両の気動車が在籍しています。これらは広く新潟支社管内の気動車列車に充当され、主に羽越本線、磐越西線、米坂線とそれらが乗り入れる信越本線や白新線で運用されています。形式的にはキハ40系(キハ40、キハ47、キハ48)が37両で最も多く、キハ110系(キハ110、キハ111、キハ112)が22両、キハE120が8両、それぞれ配置されていて、キハ110系とキハE120系は共通運用となっています。
白新線の電化で、新潟から新発田-坂町-村上を結ぶ白新線-羽越本線の直通列車が主流となり、これに接続する感じで新津-新発田間に単行の気動車列車が運転されていますが、新津-新発田間の列車本数は多くありません。
C57が牽引する長大な客車列車が新津駅から新発田駅を通って北へ向かい、新潟から白新線を経由して羽越本線の列車に接続する気動車列車が運転されていたのは、遠い昔のこととなりました。
区間列車が停車しているのは駅舎とは反対側にある島式ホームの3番線で、その右側に側線があります。車両の後ろに見えているのは電気化学工業新発田サービスステーションで、以前はここまで専用線が伸びていてセメント貨物の到着がありました。また、電気化学専用線が分れていたもっと先からは、廃止された赤谷線が分岐していました。