2020年が明けました。
今年は、新春の三国街道塩沢宿の様子からお伝えします (写真は2019年1月撮影)。
塩沢は、降雪・積雪や雪国の民俗を記述した「北越雪譜」の著者、鈴木牧之(ぼくし)が生まれ育った町です。 牧之通りと名付けられた旧三国街道沿いの塩沢宿には、雁木のある雪国独特の街並みが整備されています。
国道17号線から少し入った所にある静かな駅から、散策スタートです。
駅から5分くらい歩いて、旧三国街道に来ました。ここは牧之通りと呼ばれていて、雁木のある街並みが保存・整備されています。 雁木の有り難さを感じることはできないかもしれませんが、路面はヒーティングが効いて雪が無いため、この季節でも快適に散策することができます。
牧之通りの中ほど、鈴木牧之記念館の入り口に近いあたりに、丸いポストが目印の塩沢郵便局があります。
牧之通りから南側には、真っ白な巻機方面の山々を望むことができます。 鶴齢(かくれい)は魚沼を代表する日本酒のひとつで、塩沢の牧之通りに蔵があります。
坂戸山(634m)は一駅先の六日町駅から近く、長尾政景、上杉景勝ゆかりの坂戸城址(国史跡)があります。 山麓に咲くカタクリも有名で、雪のない季節には簡単に登山することができます。