大湊線の吹越-有戸駅間は、線路が海岸線のすぐ脇を通ります。 列車からは陸奥湾や対岸の津軽半島まで、遮るものなく景色を楽しむことができる風光明媚な区間ですが、 今回お届けできる景色は、小雨にけむる海岸線や風力発電機が旅情をそそる・・・かもしれない北国のローカル線です。
陸奥湾に沿って設備容量50,000kW (1基2,000kW x 25基) の、ユーラス野辺地ウインドファームの風力発電所が立地します。
以前は砂が飛ぶのを抑えるための静砂垣や、その中に植林された背の低いマツの苗木などを見ることができたと思います。 今ではそのマツがしっかり成長して海岸の砂の動きを抑えていますが、線路の海側は相変わらず草本が砂地を覆っていて、 マツ林の林縁や砂地の縁にはカシワ、ハイネズやハマナスなどの低木が混ざります。
そんな海岸沿いの砂丘に敷かれた線路の上を大湊線が走ります。
3233Dの撮影を終えて、近くの「はまなすドライブイン」に飛び込みました。 後片付けの途中でしたが、ご厚意に甘えて昼の営業の最後の客となりいただいたカルビ定食は、おいしくて空腹に染み渡りました。 カルビ定食はこの店の人気メニューで、自分で焼くカルビ焼肉に、ごはん、味噌汁、小鉢までついて千円でお釣りがくる、大変お得なセットです。