クハ8450の編成は、野田線最古参の8000系車両です。 方向・列車種別表示は幕式で写真映えします。
コロナウィルスの感染者数が少し落ち着いた2021年7月のある日、野田市周辺で連続立体化工事が進む東武野田線へ8000系を見に行きました。 訪れたのは運河と野田市の間にある梅郷駅です。 梅郷駅は単線区間にありますが、野田市側に長い有効長の交換設備があり複線のように見えます。 事前の情報収集はせずにぶらっと行きましたが、この時は、8000系、10030系、60000系の運用に大きな変化が無いように思いました。
それから約9ヶ月後の2022年の4月、東武鉄道はプレスリリースで、2024年度以降、野田線に5両編成の新車を投入することを発表しました。 車齢が50年を超えてなお現役を続ける8000系にも、いよいよ引退の時が迫ってきているようです。