函館市電の710形は、1959年から1961年にかけて14両が新潟鐵工所で生産されました。 老朽化や保守部品の入手困難などにより徐々に廃車が進みましたが、6両が全面広告車両として活躍を続けています。
新函館北斗でのんびりした後は、函館市内・松風町交差点近くのビジネスホテルに1泊し、帰りの新幹線まで市電を眺めて過ごしました。 路面電車を撮るなら土曜か日曜と、鉄道仲間と話したのを思い出しました。 土曜の朝の函館市内は良く晴れて車の通りも少なく、車に邪魔されずに市電を撮影することができました。
函館市電の9600形は、国産初の2連接低床車両として2007(平成19)年にアルナ車両で製造され、運用につきました。 乗降口や車内の段差が解消され、車イスにも対応したバリアフリー仕様車です。
朝日を正面から浴びて、車の少ない繁華街の大通りを快走します。