代行バスの到着10:50から相馬行の発車までは少し時間があったので、構内の写真を撮ったり、駅の近くを散策したりして過ごしました。
本来の浪江方面の列車案内表示器には、相馬-亘理-仙台方面、竜田-いわき方面、それぞれの電車と代行バス乗り継ぎの案内が表示されています。
まずは構内に架かる歩道橋に上り、全体の様子を見渡しました。写真は東日本大震災後から構内に留置されている、651系(勝田車両センターK202編成)と415系(K534編成)です。
白い車体なので、なおさら塗装の剥離や水垢が目立ちます。
常磐線の原ノ町-相馬間では2両編成の701系が3編成稼働していますが、この3編成は震災後にこの区間の運用に就くため、仙台車両センターから勝田車両センターへ転属してきました。
このK618編成を含む700系1000番台の車両は、1994年頃に製造されてから20年以上経ってインバータなどの制御機器を更新する時期に来ていますが、勝田車両センターのK618編成は制御機器が更新されていません。この後、東北本線などで乗車した701系はすべて制御機器が更新されていて、クモハ701-1018とは走行音が異なっていました。