蟹田駅に進入する上りスーパー白鳥。スーパー白鳥には、JR北海道函館運輸所の789系電車が使用されていました。
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急行はまなす |
特急白鳥、スーパー白鳥は、2002年12月に東北新幹線の八戸駅開業時に青森県と北海道を結ぶ特急として誕生し、北海道新幹線開業前は新青森-函館間を最速2時間2分(4098M)で運転していました。ちなみに青函トンネルの開業は1988年3月で、このとき青函連絡船が廃止されています。
特急白鳥、スーパー白鳥とも、北海道新幹線の新青森駅 - 新函館北斗駅間開業にともない3月26日で廃止されましたが、3月22日~25日は全区間で運休したので実質的な運転は3月21日が最後となりました。
過去の話になりつつありますが、JR北海道函館運輸所789系電車の編成番号の付け方は少し変わっています。HE-10x 編成は函館方からクロハ789100+モハ788100+サハ789100、HE-20x 編成は函館方からモハ789200+モハ788200+クハ789200で、例えばHE-101編成とHE201編成で6両編成を構成します。このような3両単位の編成がそれぞれ6編成ありました。また、青森方に増結用のHE-30x 編成、函館方からモハ788300+クハ789300、が2編成ありました。
スーパー白鳥が廃止され、函館運輸所789系電車の今後の使い道が気になります。札幌-旭川間のスーパーカムイは5両編成なので、編成の組換えにも注目していきたいと思います。