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急行はまなす |
北海道新幹線の新青森~新函館北斗間開業まで3週間を切った3月某日、ダイヤ改正で廃止が決まった急行はまなすに乗車するため青森駅へ向かいました。
青森-札幌間を走る急行「はまなす」は、JR最後の定期急行列車で、座席車、寝台車などの客車を連結する夜行列車です。このような様式の列車は国鉄時代には多くありましたが次第に減り、しばらく前から「はまなす」だけとなっていました。
青森へは、花輪線、奥羽本線経由でのアプローチでした。はまなすの発車まで少し時間があったので、大鰐温泉駅前の「鰐come(わにかむ)」でひと風呂浴びようかと迷っているうちに降りそこなってしまい、けっきょく新青森駅の構内で夕食と明日の食糧調達をすませることにしました。新青森駅の改札脇には、同じくダイヤ改正で廃止される新青森-函館間の特急「白鳥」と「スーパー白鳥」への想いを利用者が綴ったメッセージボードが掲示されていました。
バスケットの中には、赤い機関車と青い客車の形をした2種類のメッセージカードが用意されていました。
親切に、急行はまなすの入線時刻も表示されていました。
この日はまなすの青森-函館間の牽引機はED797でした。ED79は、この編成のDE10と反対側に連結されます。