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△ ファームイン・トント
立派な白樺林の前にポツンと建つファームイン・トント、仁宇布でたった1件の宿です。そこでいただける生ホゲットのジンギスカンは、それだけでも遠くから食べに行く価値があると思います。ご主人と奥様の気の利いた会話も魅力な、小さな宿です。
△ マザーツリー
仁宇布にある白樺樹皮細工の会社です。
朗読会から夕食までの時間を使って、トロッコに乗ってきました。
仁宇布の中心からほぼ南西へ 5km、新緑の林や採草地の中を旧国鉄美幸線の線路が続きます。「途中に踏切がありますがトロッコは止まって左右確認して進んでください」という案内係りの説明を聞き、いよいよトロッコに乗り込みます。
ここの「トロッコ」はエンジン付きの車両です。年々進化しているようで、以前のようなゴツゴツとした乗り心地ではありませんでした。
線路の継ぎ目をわたるカタンカタンという音が懐かしく響きます。
四方を山に囲まれた盆地の中心、仁宇布からペンケニウプ川に沿って下り山あいの中間地点で折り返すコースの沿線には、牧草地、育ちすぎたミズバショウが生える川沿いの湿地やハンノキ、ドロノキ、シラカバの木立ちなど、いかにも北海道らしい風景が展開します。その中を時速20kmほどで走るトロッコは爽快そのもの。往復で10kmほどの距離も、過ぎてしまえばあっという間の出来事に思えます。