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谷汲参詣道を歩く 5.谷汲山華厳寺

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2023.05.14 ぶらり 岐阜 揖斐 谷汲山華厳寺 谷汲


△ 華厳時本堂の脇に建つ鐘楼堂。

△ 谷汲山華厳寺の参道。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

参道が始まる国道との交差点付近。 谷汲さくらまつり開催中の参道は、桜のトンネルのようです。


谷汲参詣道を歩く 5.谷汲山華厳寺


たにぐみ道は谷汲市街地を通り、まっすぐ谷汲山華厳寺の参道につながります。 たにぐみ道の終点にある谷汲山華厳寺は、日本最古といわれる観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で、満願のお寺として知られています。 798年創建の歴史を誇る美濃の名刹です。

谷汲山の分かりやすい解説と山門前街並マップ(PDF)はこちら


△ 地理院地図(電子国土web)
△ 集落の名前は門前。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

参道には桜並木が続き、茶屋や土産物屋が並びます。 珍しいところでは、となりの根尾谷で採れる菊花石を扱う店もありました。


△ 華厳時の山門。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

山門をくぐり華厳時の境内へと進みます。

△ 華厳時の境内。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

焼香場から本堂へ続く階段。 桜並木の山門前とはうって変わり、落ち着いた石畳の道が続きます。


△ 内仏客殿と庫裡の様子。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

△ 華厳時の石灯籠。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

本堂の前にはひときわ立派な石灯籠がありました。


△ 本堂から振り返って。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

階段脇に経堂が見えています。


△ 山門近くの竹飾り。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

山門の近くには期間限定で、竹あかり演出家「川渕皓平氏」による竹あかり演出が行われていました。


△ 二葉屋さん前の「いのりちゃん」。[2023-03、岐阜県揖斐郡揖斐川町]

「いのりちゃん」は、谷汲地区門前のマスコットキャラクターです。 平成29年に西国巡礼の旅に出た「いのりちゃん」は、翌年に華厳寺で満願を迎えたそうです。 お店ごとに違ったデザインの「いのりちゃん」が飾られていました。


西国三十三か所巡礼は、大和の長谷寺から始まります。 33の違った姿で現れて人々を救うという観世音菩薩に習い、33箇所のお寺を回って身を清め極楽黄土の道を探す「巡礼の旅」が、ここ華厳寺で満願を迎えます。 谷汲山華厳寺は、四季の移ろいを色濃く映し、静寂の中に威厳を感じるお寺でした。