米沢駅の西側に、奥羽本線の開通に伴う工事や米坂線災禍などによる殉職者を祭る碑(1932年建立)があります。 その付近の桜が7分咲きで、米坂線のホームからよく見えていました。
米沢駅に戻り、山形行の普通電車の時刻まで構内で電車や気動車を撮影しました。 今の米沢駅の主役は山形新幹線ではないかと思うのですが、ここでは登場しません。
米沢駅4番線に到着した今泉発の列車です。 米坂線は、駅改札に直結する1番線を2段に切り欠いて作られた、4番線と5番線ホームから発着します。 この区画以外の軌間は、山形新幹線に合わせた1435mmです。
豪雨災害の影響で、運転されているのは全て米沢-今泉間の区間列車です。
山形新幹線開通で標準軌(1435mm)となった、福島-山形間の奥羽本線普通列車を務めている719系5000電車です。 1991年運用開始の比較的古い車両で、サイリスタ連続位相制御を採用しているため、最近のVVVF制御車とは走行音が異なります。 板谷峠を下る時の音は、なかなか魅力的に感じます。