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岐阜駅前に保存されたモ513

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2023.05.26 線路端 岐阜


△ バナーは岐阜駅北口駅前広場のモ513案内版より。

△ 保存車両 名鉄 モ513、岐阜駅前。[2023-03、岐阜市]

岐阜駅前に保存されたモ513


谷汲参詣道を歩く小旅行の終わりに、岐阜駅前に保存されているモ513訪ねました。 旧谷汲駅で保存されていたモ514の印象が蘇ります。

モ513は、軌道線と鉄道線を直通運転できるスペックを買われて、岐阜市内線(軌道線)と揖斐線(鉄道線)の直通運転に長い間使用されました。 名鉄の600V区間の廃止で廃車された後は、岐阜市内の金(こがね)公園に保存されていましたが、 岐阜駅北口駅前広場完成10年の節目にあたる2019年に、岐阜市内線の乗り入れ予定地だった駅前の芝生広場に移されました。 駅前の歩道デッキと階段が近くにあり、他の保存車両ではよく見えない屋根上機器なども見ることができます。


△ 保存車両 名鉄 モ513、岐阜駅前。[2023-03、岐阜市]

モ513を撮っていると、名鉄岐阜駅に1200系パノラマsuper が入ってきました。


△ 保存車両 名鉄 モ513、岐阜駅前。[2023-03、岐阜市]

パノラマsuper、名鉄バスとモ513の名鉄スカーレット並び。


仲間のモ510形保存車両 (モ512、モ514) たち


20181104_1,▽ モ512 - 旧名鉄美濃駅と保存車両たち -

20230520_1,▽ モ514 - 谷汲参詣道を歩く 6.旧谷汲駅 -

モ510形(セミボ510形)は5両製造され、そのうち3両が保存されています。 半流線形のスタイルや戸袋の丸窓などの外見上の特徴と、美濃町線に続き揖斐線に配置され軌道線と鉄道線を直通運転して、1925年から2005年まで80年の長きに渡り活躍したことで、沿線住民や多くの鉄道ファンから愛された車両だったということでしょうか。晩年の1987年には、鉄道友の会からエバーグリーン賞も贈られています。

さて、モ510形にはもう一両、車体だけ保存された車両「モ515」があります。 名古屋市内の「オールドスパゲティファクトリー名古屋店」店内にあり、車両内で食事をすることもできるそうです。