△ バナーは梨郷駅に停車中のフラワー長井線。
山形鉄道 216D 赤湯行、YR-888、梨郷。[2023-04、山形県南陽市]
赤湯から4つ目の梨郷(りんごう)駅にやってきました。 梨郷駅は、長井線の前身となる長井軽便線が、1913年に赤湯から開業した時の終着駅です。 駅の南側は最上川が流れる水田地帯で、国道なども通っていて、周辺には市役所の出張所や小学校などがあります。 北側には標高300m前後の低い山を背負い、ちょうど陽だまりのような場所に集落がある長閑な地域です。 沿線の花マップに紹介された梨郷駅の桜に惹かれ、この駅で下車することにしました。
YR-886は、山形鉄道開業時の1998年に6両が製造されたうちの1両で、セミクロスシート、トイレ付、ワンマン運転仕様の車両です。 沿線の長井市の花「アヤメ」がラッピングされています。
YR-880形の増備車(2両)のうちの1両で、ロングシート、トイレ無の仕様です。 YR-888には、沿線の川西町にあるダリア園に因んだ「ダリア」のラッピングが施されています。
沿線の花マップに紹介された桜は、梨郷駅のホームと待合室の周辺にありました。 一部がバナーの写真に写っています。 色や咲き方の違う桜が咲き集うまで、あと4~5日だったでしょうか。
列車の合間に、駅の周辺も散策してみました。
にわか雨があがり、午後の柔らかい日差しが里山と集落を照らします。