E129系電車の増備と115系からE129系への置き換え、新型電気式気動車GV-E400系の導入とキハ40系列気動車の置き換えがプレスリリースされ、 国鉄時代からの車両の引退が迫った新潟地区を訪ねました。
2018年3月ダイヤ改正について (2017-12-15、JR東日本新潟支社)
新型電気式気動車(GV-E400系)量産先行車の概要 (2018-01-30、JR東日本新潟支社)
新潟から始発の長岡行普通電車で新津駅に到着しました。時刻は5:36で、まだ夜明け前のうす暗い時間帯です。
新津駅に乗り入れる線区のうち非電化なのは磐越西線だけですが、新津運輸区には羽越線、米坂線、磐越西線、信越本線用に74両の新・旧気動車(ディーゼルカー)が配置されていて、 早朝は運輸区を出て各方面に向かう気動車で賑わいます。
私が到着した時刻には、すでに5番線に磐越西線馬下(まおろし)行の回送列車(4両編成気動車列車)が入線して、軽快なエンジン音を響かせながら発車時刻を待っていました。 しばらくして、1番線に羽越本線 823D 酒田行の気動車列車が入線し、馬下行の回送が発車した後には信越本線2521D新潟行の2両編成気動車が入ってきました。 酒田行の823D、新潟行の2521Dとも全区間電化された線路を走りますが、気動車で運転されています。
早朝の新津駅5番線に停車中の磐越西線馬下行の回送列車です。 列車の編成は全てキハ40系列で、 (←馬下方)キハ47 1511 + キハ47 519 + キハ47 5xx + キハ47 1520 の3両目付近から先頭車方向を写しています。
新津駅5番線の西側には留置線群があり、新津運輸区に出入りする車両もここを通ります。 遠くから蒸気機関車の汽笛が聞こえてきました。 新潟駅の立体化工事の関係で今シーズンから始発駅を新潟から新津に変更し、3月31日に初日を迎えるSLばんえつ物語の運転準備をしていたのかもしれません。 そうこうするうちに列車遅延の案内放送が入り、車両故障と車両交換で10分ほど遅れて磐越西線会津若松行の気動車が新津運輸区を出区しました。
運輸区を出た列車は留置線を通って一旦古津側へ引き上げ、そこから折り返して4番線に入線します。