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岳南電車 1.吉原駅

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2018.08.24 線路端 静岡 岳南電車 吉原



△ 岳南電車 7001 、吉原駅。 [2018-07、静岡県富士市]

吉原駅に到着する岳南電車です。



岳南電車 1.吉原駅


夏の青春18きっぷを使った撮影旅行、今年は四日市方面に出かけました。往路、東海道線の吉原で下車し、岳南電車に乗ってきました。

岳南電車は以前は岳南鉄道という名前でしたが、貨物輸送の廃止以降に収益が悪化し、岳南鉄道の鉄道部門が分社化されて2013年から岳南電車として再スタートしました。 岳南電車は東海道線の吉原駅と岳南江尾駅の間9.2kmを、概ね20分~30分間隔で電車を走らせています。 沿線の各駅から富士山が見えるという岳南電車ですが、夏はなかなか見えないようです。 この日もひたすら暑いだけで、富士山はおろか愛鷹山も見ることはできませんでした。

岳南電車は沿線の製紙工場の夜景を電車の車内から楽しむ「夜景電車」を走らせたり、ビール電車を走らせたりしているほか、 終電後に元吉原駅で夜の劇場を開いたりと、なかなか面白い取り組みをしています。 何でも事業に変えてしまうバイタリティと小回りの良さは、中小私鉄ならではと言っていいかもしれません。



△ 吉原駅に停車中の岳南電車 モハ7001 、吉原駅。 [2018-07、静岡県富士市]

岳南電車7000型のモハ7001は、もと京王帝都井の頭線を走っていた3000系の電動車(デハ3103)です。 井の頭線を5両編成化した際に後から追加製造された1M式の中間電動車のグループのうちの1両で、これを京王重機を両運転台に改造の上、岳南鉄道へは1996年に導入されました。



△ 岳南電車吉原駅と停車中のモハ7003。 [2018-07、静岡県富士市]

JR東海道線を吉原で下車するとこんな景色が見えてきます。さあ、片道わずか20分のローカル鉄道の旅に出発です。


岳南電車 日本夜景遺産に認定
岳南電車(株)は一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが制定した「日本夜景遺産」に認定されました。 鉄道本体が認定されるのは、日本初の事例となります。
一般社団法人フジパクは、4年前より岳南電車夜景ツアーを開催しつつ、岳南電車の最大の魅力は鉄道そのものの夜景であるとして、 暗闇の中から浮かび上がる電車、華美ではないほのぼのとした灯りの駅舎、 電車から見える昔懐かしい車窓の夜の風景を「鉄道夜景」という新しい切り口で推薦団としてアピールし、この度の認定になりました。 岳南電車は施設型夜景遺産になります。
(https://www.fujikyu.co.jp/gakunan/yakeikomennto.pdf より)