夕焼けをバックに馬下駅に到着する会津若松行の列車です。
夕焼雲からの淡い光に照らされながら馬下駅で交換する、会津若松行と新津行のキハ47です。
馬下駅を発車して山岳地帯に向かう上り列車に、後ろから照らす弱い光、名残の青空と夕闇が交錯します。
馬下駅には、イギリス積みの煉瓦が美しいランプ小屋が残っています。
明治時代の煉瓦製油庫<ランプ小屋>
馬下駅は1910年 (明治43年) 10月25日に開業し、この建物は当時、車両の室内灯をはじめ、車両灯、信号灯、標識灯などに使用する油を補完する油庫であり、ランプ小屋とも呼ばれていました。
この建物の煉瓦の積み方は、煉瓦を長手だけの段、小口だけの段と一段おきに積むイギリス積方式で造られています。
馬下駅 (馬下駅の案内板より)