DD51が牽引して四日市駅を発車する、名古屋ターミナル行高速貨物列車です。
関西本線では、セメントや石油輸送などの貨物列車牽引に新旧のディーゼル機関車が活躍しています。
三重県の四日市地区では、この春までDD51が重連で牽引していた昭和シェルの製油所がある塩浜行の石油輸送貨物列車が、DF200による牽引に変わりました。 数年前に三岐鉄道と四日市あすなろう鉄道を訪ねたときは、何となく関心がディーゼル機関車に向かずにスルーしてしまいましたが、今となって思えばちゃんと撮っておけばよかったと少し後悔しています。 DD51重連の石油輸送貨物が無くなってしまったのは残念ですが、DD51自体はまだ動いていて、一部の石油輸送やセメント・コンテナ貨物の牽引に活躍しています。 四日市駅では、久しぶりにDD51のエンジン始動の様子も見ることが出来ました。
新しく貨物列車の牽引に就いたDF200は、VVVFインバータにIGBTを採用し防音対策を強化した200番台が配置されています。 そのほかにも、構内の入れ替えなどにDE10が稼働しています。
富田駅到着後は、三岐鉄道の機関車が東藤原のセメント工場まで牽引します。
コスモ石油油槽所へのタンク車牽引や構内入れ替え用のDE10 1581。
四日市駅構内の駅舎や改札がある側の側線にDD51がタキ1900と一緒に止まっていて、翌日はこのDD51 1801が富田-四日市間のセメント貨物列車輸送の運用に入りました。
駅舎とは反対側の側線群の一角に乗務員詰所のような感じの建物があり、その裏側に新しく愛知機関区に配置されたDF200-223が止まっていました。
DD51が単機で牽引する四日市行の石油輸送列車(返空)です。
DD51に代わってDF200が牽引するようになった、四日市行の石油輸送列車(返空)です。