モ606+ク506の編成は、近鉄南大阪線で使われた6800系からの改造車で、2009年からオレンジ色に白帯のラビットカー復刻塗装で活躍しています。
2枚残しておいた青春18きっぷを使い、西濃鉄道の石灰石輸送列車を見に、東海道線支線の美濃赤坂駅に向かいました。 JR線の美濃赤坂行が無い時間帯だったので、養老鉄道の東赤坂駅からアプローチです。
養老線は以前は近畿日本鉄道(近鉄)の路線でしたが、経営状況が悪化したことにより2007年10月から養老鉄道に運営が移されました。 この時点で近鉄は線路などの施設を所有する第三種鉄道事業者となり、 さらに2018年1月からは、沿線市町村の大垣市、海津市、養老町、神戸町、池田町、揖斐川町(ここまで岐阜県)と三重県桑名市が参画する、養老線管理機構が第三種鉄道事業者となりました。 養老線管理機構は近鉄から施設、車両、および鉄道用地を譲渡され、養老鉄道に無償貸付を行います。 養老鉄道は、そのまま第二種鉄道事業者として運営を続けています。
養老線管理機構が2019年2月~3月に東急7700系電車15両の導入を発表したことから、養老線で使われてきた近鉄改造車の去就が注目されます。