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美濃赤坂は空振り

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2018.10.17 線路端 岐阜 東海道本線 美濃赤坂駅 貨物列車 運休


△ 東海道本線 717G 美濃赤坂行、クハ312-3027+クモハ313-3027(海カキ R115編成)、美濃赤坂駅。 [2018-08、岐阜県大垣市赤坂町]

東海道本線支線の終着駅に、いつもの通勤・通学客を運んで2両編成の電車が到着しました。


美濃赤坂は空振り


△ 美濃赤坂駅の駅舎。 [2018-08、岐阜県大垣市赤坂町]

美濃赤坂駅は大垣から分岐する東海道本線支線の終着駅で、周辺には石灰石を産出する鉱山があります。 製鉄の工程で使用する石灰石を輸送するのが目的で、今では少なくなった原石を運ぶ貨物列車が1日3往復走っていて、 鉱山のある乙女坂駅から美濃赤坂駅までは西濃鉄道が、美濃赤坂駅から笠寺まではJR貨物が、そして、笠寺から新日鉄までは名古屋臨海鉄道が輸送を担当します。


△ 美濃赤坂駅の構内(北側から撮影)。 [2018-08、岐阜県大垣市赤坂町]

美濃赤坂駅の構内には、かつて使用されていた広い貨物ホームが残っています。

旧中山道赤坂宿の街歩きを楽しんで美濃赤坂駅に到着する頃、貨物時刻表では荷物を積んだ臨時貨物列車が笠寺へ向けて発車を待っているはずでしたが(15:13発)、広い駅構内には貨物列車のかけらも見当たりません。 貨物列車の運休は良くある話で、まして15:13発の笠寺行は臨時貨物なのであっさり諦めて、次の笠寺からの空車の到着(15:31)を待ちます。 しか~し時刻になっても貨物列車が来る気配は無く、そうこうするうちに貨物列車の後に来るはずの電車が先に到着してしまいました。


△ 美濃赤坂駅の構内(南側から撮影)。 [2018-08、岐阜県大垣市赤坂町]

写真左側にある木造の建物は、西濃鉄道の機関庫です。

怪しい気配を感じながら西濃鉄道の車庫の方を見ると、西濃鉄道の社員らしき人達が帰っていくではありませんか。 こうなったら、貨物列車の運休は必至です。 仕方ないのでとりあえず明日に賭けることにして、日が暮れかけた美濃赤坂駅から引き上げることにしました。


△ 東海道本線 722G 大垣行 (海カキ R115編成)、美濃赤坂駅。 [2018-08、岐阜県大垣市赤坂町]

夕方の美濃赤坂駅に停車中の313系大垣行です。