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熱海鉄道の7号蒸気機関車

2017.09.20 線路端 静岡 熱海鉄道 7号機関車 へっつい



△ 熱海鉄道の7号蒸気機関車。 [2017.08、静岡県熱海市]

東海道線熱海駅前の熱海仲見世商店街入り口に、熱海鉄道の7号蒸気機関車が静態保存されています。


熱海鉄道の7号蒸気機関車

熱海鉄道は、1907年にそれまでの人車軌道(610mm)を蒸気機関車牽引の軽便鉄道(762mm)に変更して開業した、小田原と熱海を結ぶ鉄道です。 翌年には大日本軌道に買収され、その後、東海道本線が熱海経由に決まると、1920年に設備車両を国へ売却して熱海軌道組合となり、主に丹那トンネルの建設作業員輸送に活躍しましたが、 1923年に発生した関東大震災で大きく被災し、そのまま廃止されました。



△ JR東日本横浜支社指定、準鉄道記念物第一号。 [2017.08、静岡県熱海市]

熱海軽便鉄道7機関車
この機関車は明治40年から大正12年まで、熱海=小田原間の25キロメートルを2時間40分かかって走っていたものです。
この鉄道は関東大震災により廃止されましたが、その後、各地の鉄道建設工事に活躍したのち神戸市の国鉄鷹取工場内に標本者として展示されていたものを熱海市が払い下げをうけ修復して、ゆかりの深い故郷へ貴重な交通記念物としてかえってきたものです。
機関車の規格:   車両の長さ 3.36m、高さ 2.14m、幅 1.39m、
  重さ 3.6t、時速 9.7km、客車定員 40~50名
◎熱海・小田原間の所要時間:
  軽便鉄道=160分、東海道本線=25分、新幹線=10分
(機関車前に掲示された案内より)


この機関車には「へっつい」の愛称があり、志賀直哉が短編「真鶴にて」で使ったことに由来するとのこと。へっついとは、もともと土間に据え付けた竈のことを言うそうです。
この機関車のように、ボイラーが細く、キャブ床も低く、車輪が小さいなど、形態的に似た小型の蒸気機関車を、鉄道趣味的に「へっつい」の仲間として扱うことがあります。
湯口徹 (2012):「へっつい」の系譜 −低重心超小型機関車の一族−、RMライブラリー 160



△ 昔の風情を残す平和通り名店街にて。 [2017.08、静岡県熱海市]

SLの前を通り抜け、平和通り名店街を散策しました。魚の干物をその場で作って売っていたりして、レトロな感じが面白かったです。