往路の八戸線の車窓から八戸臨海鉄道のDD16が見えたので、帰路は長苗代を過ぎたあたりからキハ40の右側車窓に張り付きました。窓がもう少しきれいだと良かったのですが。
八戸臨海鉄道のDD16 303は、2009年にJR東日本の長野総合車両センターから譲渡された機関車です。
DD16は軌道の弱いローカル線の蒸気機関車置き換え用に開発された、軸重の軽い小型のディーゼル機関車で、 飯山線や大糸線の除雪の使用するため、両端に脱着式の単線用ラッセル式除雪ヘッドを取り付け可能に改造され、4両が300番台となりました。 しかしローカル線の貨物輸送廃止や除雪形態の変化に伴って用途を失い多くが廃車される中、DD16 303は機関車部分だけが八戸臨海鉄道に譲渡されました。