前の記事
夏の西会津 3. 国鉄時代からのキハ40系気動車(1)
次の記事
夏の西会津 5. キハ110系とキハE120
■ 記事の種類と一覧
■ お知らせ
・写真をクリックすると大きな画像を表示します
川沿いから野沢の盆地に出てきた下り列車です。背景は風越山でしょうか。2両のキハ47は新旧塗色の混結です。
磐越西線で活躍する国鉄時代に製造されたキハ40系気動車、2回目は両開きドアのキハ47です。キハ47は、キハ48と同じ片運転台の気動車ですが、都市近郊区間での使用を考慮して乗降時間の短縮等を目的に、両開きドアを車両の中央寄りに配置しています。
磐越西線には、キハ47やキハ48どうし、キハ40との混結など、様々な編成が走っています。下表は、磐越西線の非電化区間のほとんどの運用を受け持つ、新津運輸区の気動車配置です。背景色の無い車両には、青いストライプの新潟色と、赤い新新潟色の両方の車両が含まれます。
新津運輸区の気動車配置表 (2016-04-01) | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キハ40 | 552 | 560 | 585 | 586 | 587 | 2020 | 2023 | |||||
キハ47 | 511 | 512 | 513 | 514 | 515 | 516 | 517 | 518 | 519 | 520 | 521 | 522 |
1511 | 1512 | 1513 | 1514 | 1515 | 1516 | 1517 | 1518 | 1519 | 1520 | 1521 | ||
キハ48 | 503 | 523 | 538 | 545 | 554 | 558 | 1513 | 1533 | 1535 | 1542 | 1545 | |
キハ110 | 135 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 |
216 | 217 | 223 | 224 | |||||||||
キハ111 | 201 | 202 | 203 | |||||||||
キハ112 | 201 | 202 | 203 | |||||||||
キハ120 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||||
越乃Shu*Kura | 国鉄急行色 | 朱色 |
雨の一ノ戸川橋梁を行く下り列車を、後追い気味に撮影しています。
発電所により阿賀野川がせき止められた場所に作られた福島県営荻野漕艇場を背景に、トンネルを通って荻野駅に向かう列車。
信越本線で起きた人身事故の影響で、約30分遅れで通過していきました。
ちょうど地元の方が草を刈って下さった後でした。線路から少し離れて撮影すると、キハ47(寒冷地仕様)の特徴がよく分かります。
夕方のにわか雨が上がり、空には虹がかかっていました。
写真には写っていませんがホームには結構な数の乗客が、この列車の到着を待っています。
下りSLばんえつ物語に会津若松から野沢まで乗車し、野沢市街を小1時間散策して、この列車で会津若松方面に戻る乗客が意外に多いことを知りました。