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春浅い魚沼で115系電車・時々貨物列車 4.緩勾配を越後川口へ下る
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残雪の信越本線塚山峠 2.峠の西側
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右側の0番線が越後線経由新潟方面新発田行(5:34発)、1番線が長岡経由の新潟行(5:38発)です。 改札口に直結するホームの他にも、柏崎駅始発となる信越本線各方面行きの115系電車が止まっていました。
信越本線下りの始発電車で柏崎から塚山峠方面に向かいました。 塚山峠は信越本線の柏崎と長岡の間にある峠で、柏崎に流れる鯖石川流域と信濃川に合流する渋海川流域を分け、鉄道はここを塚山トンネルで超えています。 柏崎側のトンネル入口の標高は65mくらいなので、柏崎からの路線長(約17km)を考慮するとそれほど急な峠道ではありませんが、トンネル前後の区間では過去にトンネルの付け替えによる勾配緩和や曲線緩和の工事等が行われたため、旧線の遺構も見られるような所です。 トンネルの手前の長鳥駅で下車し、駅周辺や塚山トンネル西側の区間で、115系電車や485系電車などの撮影を行いました。
長鳥駅は細い島式ホーム1本だけの駅で、改札口の無い待合室だけの駅舎がこのホームの突き当たりにある階段を降りたところにあります。
この10分くらい前には、EF510-2が牽引する大阪タ発札幌タ行の高速貨物列車が通過していきました。 正面の棚田にはだいぶ前から陽が当たっていましたが、山間の線路までは届きません。
485系で運転されていた全車指定席の快速列車です。 今は653系で運転されています。
長鳥を発車した電車が、凍った日陰の架線との接触でアークを飛ばしながら加速します。
長鳥駅に通過列車の自動放送が流れ、やってきたのはEF81が牽引する貨物列車でした。
時刻は7時15分。 やっと山間の線路全体に陽が当たるようになり、残雪と朝の冷え込みの寒さで固まっていた身体も動くようになってきました。 この列車を撮った後、線路の下の細道を駅舎側に抜けて、県道を峠の方向に移動しました。